睡眠についての最新の科学の見解
これまでの科学では睡眠について、“寝ている間の肉体機能の修復・回復”が主に取り上げられてきました。
しかし、最新の科学の見解では肉体の中に蓄積し続ける“危険因子”を排出する働きが注目されています。
つまり、“寝ている間に肉体の掃除”が行われているということです。
肉体を“部屋”にたとえると、日中の活動で散らかされた“部屋”が片づけ・掃除することよりも、睡眠不足状態においては“部屋を汚す状態”がつねに上回っていることを意味します。
この荒れ放題の状態が、長年続くとゴミで溢れた肉体の“部屋”は突如壊れます。
これまでは頭の指示する生産性のノウハウや短時間睡眠ばかりが注目され、睡眠中の肉体の働きには“敬意”が払われてきませんでした。
短時間で質のいい眠りを追求する方法は、部屋の一か所をピカピカに磨くようなものです。
頭はスッキリするかもしれませんが、他は汚れたままです。
毎日きちんと一定時間を肉体内の掃除に充てましょう
最新の科学知識からのポイントは“危険因子”の排出を睡眠が担っているのです。
睡眠を疎かにすると、そのツケを闘病生活や仕事のリタイアなどで支払わされる羽目になります。