睡眠と睡眠負債
「睡眠負債」は、最近の流行りの言葉です。
私自身が「睡眠」について重要性を感じていることと、社会で流れているNEWSがシンクロしているので、書かせていただきます。
まずは、人間の研究者さんのお話しをします。
7~8時間の睡眠時間が最も重要
人間の研究者さんの研究によると、「7~8時間の睡眠時間」が最も重要なようです。
6時間以下では、「睡眠負債」が蓄積してゆき、癌・アルツハイマー型認知症の原因になっていると報告しています。
1日に6時間以下の睡眠を継続していると、癌を捕食している免疫細胞の働きが弱まるそうです。
また、アルツハイマー型認知症の原因とも言われるアミロイドβと呼ばれるタンパク質の排出が睡眠不足によって滞るそうです。(2019年では、アミロイドβ 以外の原因物質も見つかっています)
睡眠中のアミロイドβの排出が、人間の活動状態のすべてを支えているといっても、言い過ぎではありません。
成人病の一つである糖尿病においても、睡眠不足の蓄積が続くことによってかなりの確率で高まるらしいと報告されています。
運動機能においては、6時間以下の睡眠を1週間続けると、自覚症状のないまま、一睡もしないで徹夜して疲れた状態と同じ体調になると報告されています。
これは自覚症状のないまま車の運転などをすると、判断力などが鈍り、とても危険な状態です。