疑いと信頼と、捕食者
人生の中で、疑いとともにあっては不安があります。
それはひとつの病気です。ほかの病気と変わりはありません。
それは精神上の病気です。疑う人はますます病気になります。
“疑いが病気”だというのは、疑いを通じて健康になる人は一人もいないからです。
しかし、人間関係において捕食者は疑う人をかんたんに欺くことはできません。
捕食者は、信頼という人間の善意の性質を利用するからです。
人生の中で、信頼はあなたに健康を与えます。
そこには優柔不断はまったくなく、信頼はあなたに幸福感を与えます。
あなたは統一されており、分裂していません。
そして統一した人間として生きることは健康です。
“信頼が健康”だというのは、信頼・信仰を通じて病気が治る人もいるからです。
信頼はあなたに健康を与えますが、そうなるとあなたは人間関係において、脆くなります。
あなたは誰にでも騙される人間になります。
信頼したら、あなたは危険にさらされます。
あなたを食いものにしたがっている人々は、まわり中にいるからです。
捕食者はあなたが信頼するときにしか搾取できません。
人は、この世界に“捕食者がいるという概念”を持った中で、「真の信頼」を成長させる必要があります。