真逆System
トレーダー経験のなかで身についた思考法の恩恵は、いつも“真逆”に考えるようになったことです。
これを“真逆System”と自分では命名して使っています。
トレーダーはあらゆる金融商品で「安く買ったモノを高く売る」だけではなく、「高く売ったモノを安く買い戻す」ことでも利益を得ます。
一般的に考えられる投資の「安く買ったモノを高く売る」だけの片道だけではなく、つねに“往復”を考えています。
そして、今までは“買い側”にいても、タイミングの変化点とともに“売り側”の立場に立つことを金融用語で“途転”するといいます。
この“途転”する概念が“真逆”に考える思考法の基礎になっています。
自己啓発の世界では「常識の中の非常識を考えろ」や「逆算思考」などが流行っています。
これは常識という片面だけの観方を変えて、物事をつねに両面から観ることの優位性のことを話しています。
私はいつもチャネリングメッセージを読み解くときに、この“真逆”に考える思考法を応用しています。
また、“独自の手法”を開発するときにも、この“真逆”に考える思考法を応用しています。
人が“ポジティブだ!・ポジティブがすべてだ!”とポジティブな状態に、神経質に偏っていることは、実際には、頭の中では“真逆”で、ネガティブな状態だということです。
集合意識の中で群れなくなる
この“途転”する概念で、つねに“真逆”に考えるようになると“集合意識の中で群れなくなります”
集合意識の中の無意識的な生き方をする群れから独立して、集合意識Energyの流れの行き過ぎを眺めることになります。
多くの人々が信じこんでいるさまざまな観念を客観的に眺めます。
また、チャネリングメッセージのなかで語られる“二元性の構造”についても単純に理解します。
それは個人の人生にとって有益なことです。
集合意識という構造
人生において「集合意識という構造」は支配的な影響力を持ちます。
「世間体・他人の批判・群れないことへの不安など」独自の個性が結晶化していないと集合意識に同化したい欲求がつきまといます。