チャネリング人生マニアル

チャネリングメッセージを人生に応用する

ポジションナル・プレー

チャネリングメッセージという概念がなかった時代では、人生はよく“チェス”や“ボードゲーム”などで喩え・表現されていました。

人生で“打つ手”(選択)が決まっていて、やることがはっきりしていれば、“人間にできること”に集中した方がいいと思います。

「ポジションナル・プレー」はチェスの世界王者(ガルリ・カスパロフ)から学んだ手法です。

「人生で差し迫った危機がないときに無意識的に生きている人は、みずから危機を起こそうとしている可能性が高く、いずれ人生に追い詰められていく」という考え方です。

チェスでは“油断のない無為”という戦略があり、することがないときに具体的にやることの手順を「ポジションナル・プレー」と呼んでいます。

これを人生に応用すると、次のようになります。

ねらいは自分の人生をつねに改善し続けることにあります。

ここでは自分の弱点をつくらないようにし、わずかでも人生が改善するように努め、意識的に生きることをやめてはいけないということです。

人生が静かな局面では、人は怠惰になりがちです。

退屈そうに見える静かな局面でも、小さな優位を積み上げていけるのなら、長年にわたる人生でも満足できるという考え方です。

そうこうするうちに、“自分の人生の準備”が整っていることに気づきます。

ガルリ・カスパロフからいただいた、素適な言葉があります。

すべての決断は意識的にくださなければならない。

「人生とは準備である」