人生という知らないGAME
この性質は、「人生という知らないGAME」を始めている大人にも当てはまります。
私は多くの金融市場というGAMEを眺めてきました。
そこでは、参加してくる多くの人々が、お金を稼ぐことだけに夢中になり、不思議なことに「防御・守り」という概念・考えを持ちません。
そして、ビギナーズラックで儲けた人も、いずれは退場します。
人はある程度の“痛い思い・失敗”という経験をもとに、「防御・守り」というGAMEのRuleを意識するのです。
マネーゲームというものには特に、「防御・守り」の知識を固めてから参加することです。
ある程度、「防御・守り」の知識によって、マネーゲームの中で生き延びることができたのなら、「防御・守り」の過剰反応を緩めてRisk(危険)を許容していかないと、今度は得点を稼ぐことができません。
マネーゲームであろうと、人生GAMEであろうとGAMEである以上、やり方は同じです。
Risk(危険)を許容しはじめる
人生GAMEでも、子供の頃は“自然・世界”が攻撃または反撃をしてくる概念が無いので、親や守護者に守ってもらう必要があります。
まず、出発点では自我の塊になってでも、自分の肉体と精神を守り、生存人生で生き延びることができたのなら、「防御・守り」の過剰反応を緩めてRiskを許容しはじめます。
Riskを許容するとは、「恐れ」を克服しはじめるということです。